shimmyShow Webアプリ開発ブログ

プログラミングスクールTECH::CAMPを73期を卒業し、紙媒体で実施されている教育の根本を変えていくためのサービスを開発中。当ブログを読めば誰でも当該サービスを開発できるようにするため軌跡を記録中。

ITストラテジスト(ST) 3ヶ月で1発合格する方法

ITストラテジスト試験概要

  •  年に1回4月(春)実施
  •  午前1,2 午後1,2 のタフな試験内容
  •  午後2は2000文字以上の論文を2時間で処理

上記から分かる通り非常にタフな試験内容になっています。 1年に一回の開催のため、不合格になり再度来年にもう一度受けるにはモチベーションを上げることがかなりしんどいと思います。仕事をしながら勉強し、試験を受ける方が大半だと思います。私も次の年に再度受験したくなかったことと、運が良かったことが重なり、午前1も含め1発で合格いたしました。合格するにあたり効果があったことのみ下記に記載していますので、皆様のお役に少しでも立てられれば幸いです。


使用した参考書

参考書のリンクはamazon 過去問はIPAの公式サイト 本サイトで私も書籍購入、過去問のダウンロード・印刷をしました。


学習方法

  • 3ヶ月前

 午前1
  応用情報の過去問3年分の印刷と回答作成
 午前2
  ALL IN ONE パーフェクトマスター の午前2パート熟読+問題解く
 午後1,2
  対策なし

 3ヶ月前は午前の対策をして合格の見通しを立てます。この段階では暗記する必要はなく、問題を見て解説を読み理解できるようにしました。


  • 2ヶ月前

午前1
 応用情報の過去問3年分の繰り返し読むだけ
午前2
 午前2の過去問5年分をAll in Oneを使いながら解く
午後1
 ALL IN ONE パーフェクトマスター の午後1パート熟読+問題解く
午後2
  合格論文の書き方の参考論文を読む
  (組み込みを選択しない人は組み込みの論文は読まなくてよい)

 2ヶ月前に午後の対策を本格的に開始して問題の形式になれ、どのような回答ならば合格できるかを把握する。午前1,2にはこの時期時間をかけないが、忘れないように毎日少しだけ触れる。


  • 1ヶ月前

 午前1
  応用情報の過去問3年分の繰り返し読むだけ
 午前2
  午前2の問題を出題するアプリを隙間時間にこなす
 午後1
  ALL IN ONE の午後1パート問題と解答を繰り返し読む
 午後2
  合格論文の書き方に掲載されている参考論文から類似のテーマで記載している論文を抜き出し、自分で型を作成する。私の場合は、製造業の製品にIoTモジュールを組み込む論文と自身の経験や知っている事例を参考に経営戦略立案、IT導入の企画、ITを活用した業務改革、グローバル展開などのパターンに対応できるように小さなモジュールを作成した。どの問題にでも使用できる短い文章を作成し、組み合わせることにより論文が完成するように用意した。

1ヶ月前は午後2だけに集中してよいと思います。


  • 1週間前

 午前1
  応用情報の過去問3年分の暗記
 午前2
  午前2の問題を出題するアプリを全制覇
 午後1
  午後1の過去問を3年分ほど問題と解答を読む
 午後2
  合格論文の書き方に掲載されている参考論文を音読し録音、通勤時間などに自分の音声を聞く
  自分で作成した短い文章の暗記

1週間前は机に向かう勉強のほとんどを午前1,2に使用する。午前の過去問も解き方がわからなくてもこの時期は解答を丸暗記する。解き方を調べている時間はこの時期にはないです。 午後はモジュール化したものを暗記することと、参考論文を通勤時間等に聞くことで論文の流れを完全に把握すること。


  • 試験本番  午前は上記を実施していれば60%は余裕だと思います。私も上記の方法で両者ともに80%を超えました。  午後1は選択しない問題も含め一通りさっと目を通し、想像しやすい問題2問に取り掛かることがベストだと思います。60%でよいので、想像しやすいものを選べば合格圏内には入ると思います。  午後2は手の疲れとの戦いです。まず問題を確認し、自分の作成してきた短い文章を当てはめられるか想像し、大まかな流れを問題用紙に記載します。キーポイントが整ったらあとはひたすら文章を記述してください。2200文字以上記載するため、時間はギリギリになります。とにかく字数制限にだけは引っかからないように文字数はしっかり満たすように気をつけてください。私は午後2の最後の方手が痙攣するくらいになっていました。

  • 最後に

あまり勉強しなくても効率的に合格できるみたいな記事もあると思いますが、私は2ヶ月ほどは真面目に勉強いたしました。 また、未経験でも試験を受験してよいということは、実務で経験したことを論文にすることだけを求められているわけではないと思います。未経験の方でも真面目に勉強すれば十分合格できると思いますので引き続き頑張ってみてください。